今日のテーマは「絵が上手くなるコツ!【人物編】」についてです。
絵を描きながらお金を稼げるようになることはもちろん大切なコトです。
ただ、僕が思うにイラストでマネタイズできるモノは、決してお金だけではないと思っています。
僕個人の気持ちとしては、絵を描きながら収益を伸ばし成功をおさめるコトも大切ですが、僕の根本にはあるモノは「イラストが好き」なんです。
今よりも絵描きとして成長し自分のイラストを世に広げていく。
僕のイラストを通して一人でも多くの方に喜びを与えていきたい。
イラストが好きな人達を、僕にできることで応援し一緒に盛り上げていく。
その結果、家族や子孫にも誇れる資産を残していく。
このような気持ちを軸として持ち、イラストコンテンツクリエイターとして活動をしています!
要するに、イラストに向き合い活動していくことで自分自身が成長できることに気付くことが僕はできましたので、そこもブログを通して伝えていけてらと思っています。
人それぞれ考え方は違いますが、同じような気持ちで絵描きをされている人もきっといると思っています。
今回は、そんな自分の描きたいものが自由に描けるようになる。
そして、イラストを通して少しでも人生が豊かになるような、そんな思いも込めて「絵が上手くなるコツ!【人物編】」について、僕の意見も踏まえてお話ししていきたいと思います。
1.いろんな作品を注意深く見て観察する!
漫画、アニメ、映画、YouTube(アニメーターさんや絵師の方)なんでも構いません。
いろんな作品を見て観察し自分の世界観を広げていくことで、あなたの絵描きとしての経験値を向上させます。
ここで重要なポイントは「注意深く見て観察する」です。
前回ブログでも似たようなお話をしましたが、僕の場合、趣味のアニメを見る際に、キャラクターの喜怒哀楽の表現方法、立ち姿、手足の魅せ方などなど、惹かれる描写があれば、その都度、一時停止をしては写真・画像に収めるといった行動をとっています。
以前はなんとなくでやっていた行動ですが、今では意識的にやっている作業の一です。
この作業をする利点は
・自分には持っていなかったスキル・絵の知識を得ることができる。
・自分が気になった描写を後から見返すことができる。
・いろんな「描写」「魅せ方」引き出しが増える。
このようなメリットがあります。
このような作業を繰り返し続けていくことで、自然とあなたの観察力もレベルアップしていきます。
絵が上手くなる人に共通する特徴として...
・見る力
・観察力
この2つを持っている人に多く見られます。
今まであまり意識できていなかったという人は、これからは何も考えずに楽しむだけのために見るのではなく、観察力を高めながら作品を見るというスキルを身につけていくことをオススメします。
2.考察力を働かせる
先ほと紹介した「見る力」「観察力」を伸ばすことで、自分に持っていなかったアイデアや表現力の向上に繋がります。
ただ、イラストの上達すが早い人は、見て観察したものをただがむしゃらに描いているだけではありません。
次のステップとして…
・インプットした絵のスキルや情報をどのように使って、絵のクオリティを上げていけるか。
・描いたイラストに違和感を感じた場合、何を改善すればより良い作品になるか。
これらの問題点に対して「考察力」を働かせています。
手を動かすことと同じくらい自分の頭で考えて絵を描いていていると言うことです。
「ラフ画」→「線画」→「本制作(着色)」→「仕上げ」と、作品の完成に至るまでに、いろんな考察力を働かせて絵を描き進めていくことで、より良い作品にしていけます。
と言うことで、この「考察力」を意識しながらイラストを描くと言うことをぜひ試してみてください。
3.資料収集を怠らない
ここで紹介するコトは既にご存知な方も多いと思いますが、絵が上手くなるコツには資料収集は欠かせません。
例えばジャケットを着ているキャラクターを描く際に…
・自分の想像だけで描いた作品
・サンプル画像を見て描いた作品とでは
絵のクオリティの違いが生まれますよね。
また、参考資料を元にジャケットを描くことで、全体のラインや襟元や袖の部分からボタンの取り付け方などの見せ方や表現力といた部分で、絵に深みと説得力をもたらすことができます。
話をまとめると、資料収集をすることで、絵のクオリティを上げ、絵に深みと説得力をもたらせることができるというお話しです。
絵を描くことと資料収集はセットと言う考えを持つようにしてみてください。
ちなみに、もし、資料を見て描くことを悪いことだと思っている人は、資料を見て描くことは決して「悪いこと・ダメなこと」ではなく絵を描くうえで「大事な作業の一つ」という認識に考え方をブラッシュアップさせましょう。
4.正しい基礎を学び直す
ここまでに紹介した内容は、もちろん参考にしてもらいたい「絵の上手くなるコツ!」ですが
僕個人としては、「正しい基礎を学び直す」を何よりも最優先に取り組むことをオススメします。
なぜかというと、正しい基礎が身につくことで、これまでに紹介した「内容」「要素」をプラスに発揮していけると思っているからです。
ここでお話しすることが、今回のブログの中でも一番重要なことだと思っていますので、ぜひそこも踏まえて最後まで読んでいいただけたらと思います。
それではお話ししていきます!
まず初めに、絵描きの人に多い現象として、人物や顔の描き方をなんとなくのイメージや自分の手癖で描いている人は実際に多いでよね。
例えば…
・目鼻口・手足などのパーツ単体はうまく描けるのに、全体のバランスが崩れた違和感のある人物像になってしまう人。
・毎回「アタリ」をとって描き進めているに、バランスの崩れた違和感のあるイラストになってしまう人。
これらは絵描きをする人に多い悩みなんです。
この問題の厄介なところは、この問題を解決しないことには、一定のレベルのところで絵の上達が停滞してしまうことです。
ではこの問題点を解決するために必要がある「正しい基礎」が何かというと…
ディティールに載せる前の素体となる「クロッキーとアタリの付け方」について正しい知識です。その正しい知識に考え方をブラッシュアップさせる必要があるんです。
正しい知識として得て欲しいことをまとめると...
・全体の流れを把握するためのアクションラインについて。
・体の比率について。
・肩と腰のかたむき(自然なポーズを描く際に重要なポイント)
→これらのかたむきのことを、芸術用語でコントラポストと言います。
ここまでの作業ができていないと、いくらディティールを描き込んでもバランスの崩れた違和感のある作品になってしまいます。
要するに、これを改善することであなたのイラストが飛躍的に上達するということです。
ただ、これらのことを文章だけで理解するのは難しい方が大半だと思いますので、今回のブログを通してぜひ紹介をしておきたかった、プロのアニメーター・hideさんのYouTubeチャンネルを紹介させていただきます。
僕のピンタレストでも色々と紹介させてもらっていますが、hideさんのチャンネルは、イラスト初心者、中級者、上級者まで、どのカテゴリにいる人にも参考になる解説動画を豊富にアップされている方です。
・世界標準の顔の描き方シリーズ
・体の書き方シリーズ
などなど、イラストの描き進め方を理論的にわかりやく解説し、実際にイラストで実演してくださっている動画になっていますので、とにかくオススメするチャンネルです。
今回は「正しい基礎を学び直す」をテーマにしてますので、下記動画を紹介させていただきますので、ぜひこちらを参考に基礎トレーニング頑張ってみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「絵が上手くなるコツ!【人物編】」というテーマでお話ししてきましたたが、どれも僕自身の経験談も踏まえたイラストが上手くなるコツにつていての紹介ではありますが、少しでも誰かの役立つ情報提供ができればと思い紹介させていただきました。
今回お話しした内容が、あなたのイラストライフがより良いモノとして繋がるキッカケになれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。